はじめに
忙しくてトイレに行くタイミングを逃してしまうこと、ありませんか?
看護師として働き始めた頃の私は、まさにそうでした。毎日の業務に追われ、気づけばトイレも水分補給も後回し。その結果、膀胱炎を繰り返し、ついには腎盂腎炎になってしまったのです💧これって結構あるあるみたいで、頭痛や便秘など水分不足が原因での体調不良を経験する話も聞いたことがあります。
今回は、当時の体験を振り返りながら、「自分の身体を大事にすること」の大切さをお伝えします。
トイレに行く時間もない病棟勤務
新人看護師だった頃の私は、日勤の流れに慣れるだけで必死でした💦
- 出勤 → 申し送りを受ける
- 検査や手術の準備
- 点滴の準備と投与
- 受け持ち患者さんの検温・体調確認
- トイレ介助や清潔ケア(身体拭き)
- 食前薬の投与、血糖測定やインスリン
気づけばあっという間に昼食前になり、配膳やナースコール対応でトイレに行きそびれることが何度もありました。
午後は、術後や検査後の患者さんの観察、点滴や処置、午前にできなかった清潔ケア…。座ることなく動き回り、水分をとることすら忘れる日々でした。
膀胱炎から腎盂腎炎へ
そんな生活を続けていると、膀胱炎を何度も繰り返すようになりました。
ある日、めったに発熱しない私が高熱を出し、病院で「腎盂腎炎」と診断されました。もちろん問診票には、膀胱炎っぽい症状を以前からあったことと、腰背部痛と高熱と記載。教科書通りの経過です。なるべくしてなったのですから、受け入れます🤣
医師からは「毎日点滴に通ってください」と言われましたが、思わず「明日は仕事があるので無理です」と答えてしまいました。
すると先生は優しく「じゃあ入院ね」と一言。結局、仕事を休んで治療を受けることになりました😂
このとき初めて、「自分の身体を後回しにすると、結局仕事も続けられなくなる」と痛感しました。
学んだこと
この経験から学んだのは、
- トイレは我慢しない
- 水分をしっかりとる
- 自分の体調を一番に考える
という当たり前のようで大切なことです。
若い頃は「トイレに行きたい」と言い出しづらかったのですが、同僚も先輩も看護師。誰一人として「トイレに行くな」なんて言いませんでした。
結局、自分が「行きづらい」と思い込んでいただけだったのです。
まとめ
仕事は大事ですが、身体はもっと大事です。
あのとき腎盂腎炎になっていなければ、今も無理を続けていたかもしれません。
同じように忙しい仕事をしている方へ。
どうか「トイレくらい大丈夫」と我慢せず、自分の身体を優先してください。
🌿代わりの効く仕事はあっても、代わりの効く身体はありませんから🌿

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